ヴィンテージの『紙モノ』は世界中で希少価値が急騰!
ヴィンテージと呼ばれる古い時代に作られたモノは、現在どんなモノでも希少価値が高くなっていて、価格が高騰しています。デニムを筆頭に古着が高騰しているのは有名ですが、残存数(現代に残っている数)を考えると、『紙モノ』が圧倒的に少なくて希少だと思います。洋服と違ってすぐに破けてしまうし、濡れてしまうと原型がなくなってしまうものも多いですし。特に雑誌などの定期刊行物は、ほとんどが読み終わると破棄されてしまうため、本当に綺麗な状態で残っているものが少ないんです。
その最たるものが雑誌の類。いま世界中で高騰していますが、中でも私が15年くらい前から買っているのがアメリカの『FORTUNE』という経済誌です。現存する雑誌ですが、その1930~50年代頃の表紙デザインがカッコよくてたまりません! 特に好きなのが、1930年代のアール・デコのデザインのもの。著名なイラストレーターが毎号デザインしていたので、本当にイケてるんですよ。アメリカでは15年前で専門店では表紙だけで100ドル以上してました。高すぎですよね……。
そして、やっぱり『SATURDAY EVENINGPOST』も外せません。ノーマン・ロックウェルの作品が表紙に使われている時代のモノが好きで、これもかなり昔から買っています。日常の1コマを描いているんですが、当時の洋服の着こなしやカルチャーなどを学ぶことができますし、心が温かくなるタッチが好きですね。この雑誌も古いモノはどんどん高額になっていってます。単なる雑誌なのに額装して飾るほどの価値が見出されているんですから。
そんな状況を考えると、『NOT A MUSEUM』で販売しているヴィンテージポスターの価値は計り知れません。すべて数十年前に作られて倉庫で保管されていたデッドストックの未使用品ですよ。実は、欧米を中心に海外では、額装なしの中古品で当店の2倍以上、デッドストックに近い極上品なら4倍以上の価格で売られてるものがほとんどです。海外ではヴィンテージの『紙モノ』の価値が確立されているんです。紙モノと侮るなかれ。今後は日本でもどんどん価格は上がっていくでしょう。
リトグラフやシルクスクリーンなど現代では難しい手法で作られていたり、デザイン性やそれが際立つ規格外のサイズ感など、ヴィンテージならではの味わいを堪能できます。海外では投資対象になっているものもありますので、インテリアとして楽しみながら大切にし続けていただきたいと思っています。
2026年9月18日
NOT A MUSEUM プロデューサー
三浦 正行














































































































































